遺産分割協議がまとまらない場合

 

遺産分割協議がまとまらない場合

 

相続人の間でトラブルになる話はよく聞きます。いわゆる遺産相続争いですが、遺産の取り分などが大きな原因となります。血縁にある兄弟姉妹などがこの争いが原因となって絶交状態になることがあります。

 

このように当事者同士では相続手続きができなくなった場合は、家庭裁判所の調停や審判の利用を検討してみるといいかもしれません。

 

調停は相続人同士だけで話し合いができない場合などに利用するもので、裁判とは別の手続きをします。家庭裁判所の家事審判官や調停委員が、各相続人の主張や意見を訊きながら必要に応じて解決案を提示したりアドバイスをして解決へと導きます。

 

この場合は、あくまでも話し合いなので弁護士などに依頼しなくてもいいのです。
お互いに第三者を挟んで、冷静に話し合って合意することを目的としています。

 

そして何度か調停を繰り返したが、お互いが合意できず調停不成立となると審判へ移行します。調停が話し合いの場に対して、審判は裁判所に決定してもらう場となります。

遺産相続とは

遺産相続とは一般的に、亡くなった人の遺産を配偶者や子ども、あるいは孫、兄弟姉妹などが受け継ぐことをいいます。

 

亡くなった人を「被相続人」、遺産を受け継ぐ人を「相続人」と呼びます。
被相続人が亡くなると同時に相続は開始され、遺産の全ては相続人に受け継がれます。相続人は被相続人が亡くなったことを知らない場合でも相続は始まっています。

 

また相続は被相続人の死亡だけでなく、行方不明による失踪届によっても開始することができます。

 

被相続人が遺言書を残している場合は、遺言書の内容が優先されますが、遺言書にも一定の決まりごとがあります。

 

遺産相続では、ほとんどの場合被相続人は親であり、相続人は配偶者と子どもになります。

 

また、遺産についても土地や家、有価証券、宝石、骨董品などお金に換算できるものは全て遺産ですが、親に借金があればそれも遺産となります。負の遺産ですね。